インド洋固有種!パウダーブルーサージョンフィッシュさん
通称 | パウダーブルーサージョンフィッシュ |
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学名 | Acanthurus leucosternon |
分類 | スズキ目 - ニザダイ亜目 - ニザダイ科 - ニザダイ亜科 - クロハギ属 |
分布 | 【インド洋固有種】インド洋:アフリカ東部からアンダマン海、インドネシア南西部、クリスマス島。 範囲は西太平洋のインドネシアのバリ島まで。 |
生息環境 | 水深25m辺りまでの沿岸の浅い岩礁域や珊瑚礁域などに生息していて、主に藻類を食べる。普段は単独で見られ、縄張りをもった生活をしているが、藻類など、食べ物が多いところでは、時に大きな群れをつくることもある。また、繁殖はペアで行われると言われている。 |
体長 | 一般19cm、最大54cm |
その他 | 体は楕円形で強く側扁し、尾柄には二ザダイに見られる棘がある |
パウダーブルーって、どんな色よ?
ブルーの体に黒い頭とおちょぼ口、そして黄色い背鰭が特徴のパウダーブルーさージョンフィッシュさん。名前にパウダーブルーとありますが、パウダーブルーってどんな色なんだろ?と思って調べてみました。
そしたら英語のWikipediaがヒット。どうやらパステルカラーに近い水色みたいな色のようです。
実際のパウダーブルーサージョンフィッシュさんの色はもっと濃い青なのに?
仮にブルーサージョンフィッシュだとナンヨウハギと被るから??
ナンヨウハギさんに気を遣ってパウダーブルーなのかなと、勝手に納得してみます😁
インド洋固有種なんです
私はタイのシミラングルーズでパウダーさんをみました。
モルディブではパウダー玉と言われるほどの大群が見れる場所があるようです。
モルディブは中国からだと日本経由しないといけないし、値段も高いのでまだ行けておりませんが、いつかは行ってみたいものです。
ニザダイの仲間なので棘があります
ニザダイ科のお魚は尾柄の両側の溝に畳んで収納可能な1本の棘(クロハギ属、サザナミハギ属、ナンヨウハギ属、ヒレガハギ属)か固着性の3~6個(ニザダイ属)または1~2個(テングハギ属)の骨質板ががあります。いずれも尖っている方が頭の方向を向いています。
パウダーさんはというと尾柄部の黄色いところに棘があります。
アクアリストにも好まれます
とてもきれいな色なので、観賞用として飼育もされます。
自然界では水温28〜23℃の熱帯域に住んでいるので、それぐらいの水温が好ましいでしょう。
藻類が主食なので、水槽のお掃除には一役買ってくれるかもしれません。
また、ニザダイの仲間は喧嘩っ早いので混泳は気をつけましょうね。
詳しい飼育方法は、こちらをご参考ください。
英語名はPowderblue surgeonfish
冒頭で触れましたが、Powderblueはパステルカラーのような淡い青色で、surgeonfishは直訳すると外科医の魚(意味はニザダイの仲間)となります。
ニザダイ科の魚は尾柄部にある棘や骨質板をナイフに例えて、surgeonfishと呼ばれます。
中国語名は白胸刺尾鱼
白胸刺尾鱼(bái xiōng cì wěi yú)は読んで字の如く、白い胸の尾鰭にトゲを持つ魚です。
その他、粉蓝倒吊(fěn lán dào diào)略して粉吊。直訳:パウダーブルーの逆さに吊るされたやつとも呼ばれます。どうして逆さに吊るされたやつ?
調べてみました!
調べたら出てきました。どうして逆さに吊るされたやつなのか、謎解明です。
この理由がまた面白いのですが、漁師さんの経験にまつわるお話から来ています。
漁師さんが漁網を引き揚げたところ、他のお魚は網を伝って滑り落ちてくるのに対し、ニザダイの仲間はその後自慢の棘が網に引っかかり、逆さまに吊るされ干物のように見えた。ということから、その状態を面白おかしく倒吊鱼(逆さまに吊るされた魚)と呼ぶようになったというのが由来だそうです。
実に面白い。
その他、色んな国での呼び名はこちらをどうぞ!
Common Names List - Acanthurus leucosternon
【祝】にほんブログ村でダイビング部門で週間PVが1位!
めっちゃ嬉しいです!だって、週間PVがダイビング部門で1位になったんですから!
これまでずっと5位から2位辺りをウロウロしていたのですが、悲願の1位!(T_T)
今後も日々精進して参る所存であります。
これもひとえに、お魚や海が好きな皆様のおかげであると思っております。
お魚グッズやイラスト素材の方も力を入れていきたいと思っておりますので、ブログもろとも是非是非ご贔屓のほどよろしくお願いいたします。
読者の皆様いつもありがとうございます!
ダイバーにも、釣り人にも人気!ロウニンアジさん
和名 | ロウニンアジ |
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学名 | Caranx ignobilis |
分類 | スズキ目 - スズキ亜目 - アジ科 - ギンガメアジ属 |
分布 | 南日本、琉球列島;インド・太平洋 |
生息環境 | 内湾、サンゴ礁域、岩礁域に生息。 |
体長 | 一般100cm、最大170cm、最大体重80kg |
その他 | 体高が高く、額が突出し、眼と口の間の距離が長い。パラオのペリリュー島は大群が見られることで有名。小型の個体は群れるが、1m近い大きな個体は単独で見られ、背中に銀色の短い横線が出る。 |
和名の由来は?
ロウニンアジさんは漢字で書くと「浪人鯵」とかきます。
「浪人」とは辞書によると下記の通り。
ろうにん〔ラウ〕【浪人】
[名](スル)
- 古代、本籍地を離れ、他国を流浪している者。浮浪人。
- (「牢人」とも書く)中世・近世、主家を自ら去ったり、あるいは失ったりした武士。江戸時代には幕府の大名取りつぶし政策などにより著しく増加し、政治・社会問題となった。浪士。
- 入学試験や入社試験に不合格となり、入学や就職ができないでいる人。また、職を失って、きまった職のない人。「一年浪人して志望校を目ざす
では、どうして「浪人」と呼ばれるのかと言うと、
- ロウニンアジさんは大きくなると群れを作らず、単独で泳いでいることが多い
- 侍のように堂々としている
- 鰓蓋のところに傷がありまるで侍
などいろいろな説があります。
ちなみにダイビングでは、群れに遭遇しますが、その姿は圧巻です。
シガテラ毒があります!
シガテラ毒がある魚はたくさんいますが、そもそも餌とする物に毒が含まれているので、その魚も毒を持つということになります。
熱帯域の大型のものはシガテラ毒をもつことがあり注意が必要です。
でも、食べられます!
体重4-5kg程度の個体は美味しいとされますが、食用として流通する場合、30㎝以上あると販売中止の指導がなされているようです。
したがって、食べる時は小さいものを自己責任で!
食味レビューで有名なボウズコンニャクさんによりますと、脂がのるので旬は秋から冬と思われると言うことです。
食べ方は、生食(刺身、セビチェ)、焼く(塩焼き)、煮る(煮つけ)、汁(みそ汁)、揚げる(唐揚げ)、ソテー(バター)などがおすすめのようです。
英語名は皆さんご存知!
ロウニンアジさんは、皆さんご存知!英語でGT(Giant trevally)です。
意味は巨大なギンガメアジ属の魚!
中国語はそのまま!
中国語もそのままで、浪人鲹(làng rén shēn)です。
その他、色んな国での呼び名はこちらをどうぞ!
Common Names List - Caranx ignobilis
和名の由来は不格好だから?ブダイさん
和名 | ブダイ |
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学名 | Calotomus japonicus |
分類 | スズキ目 - ベラ亜目 - ブダイ科 - ブダイ属 |
分布 | 隠岐諸島、南日本の太平洋岸、琉球列島、小笠原諸島;朝鮮半島、中国 |
生息環境 | 岩礁域に生息し、ガラ藻場やガレ場に見られる。10m以浅に多い。伊豆では普通種。 |
体長 | 最大39cm |
その他 | 体高は体の前方が高い。尾鰭は円形。雄相の頬に不規則な赤色斑がある。雌相は茶褐色だが赤色の強い個体も多い。 |
和名の由来は?
ブダイの名前の由来はいくつかあるようで、下記の説があると言われています。
- 身体が鎧を着た武士のようなので「武鯛」
- ヒラヒラと舞うように泳ぐ姿から「舞鯛」
- 鯛に比べて不格好ということで「醜鯛」もしくは「不鯛」
個人的には 不格好なのでブダイじゃないかなぁ?と思っています。
不格好のブダイ
体色や歯をみていくと、なおさら「醜鯛」じゃないかと思えてきます。
何色とも言えない体色
南国に住むブダイ科の魚は色鮮やかな魚が多いのですが、本家本元ブダイさんにおいては、カラフルとは言い難い何色とも言えない感じです。
大きな鱗で覆われた魚体は、赤、橙、淡緑色、褐色などの色がまばらに配置されています。
オスは全体的に暗い緑褐色で、頭部や尾ビレが赤く、メスは濃淡のある赤褐色となります。体色変異もあるようです。
よく見えるときもい歯
ブダイ科のお魚は歯が癒合して、嘴のようになっている種が多いのですが、ブダイさんの癒合は不完全。
米粒みたいな細かい歯が集合して嘴状になっています。口元のこのヘンテコな歯だけではなく、上咽頭骨と下咽頭骨部にも歯を持つという特徴あります。
Wikipediaより画像をお借りしました。
こんな感じの歯磨きがとてもしづらそうな歯です。
↓ご参考までに、こちらはナンヨウブダイの歯
そして性転換します!
もはや魚の世界では珍しくない性転換ですが、ブダイさんはと言うと、子供の頃から雄で、雄として成熟する一次雄。子供の頃は雌で大きくなって雌に性転換する二次雄の2種類の雄が存在するそうです。
性転換してオスになった二次雄は、体色が緑がかり、頬部に不規則な赤斑紋が現れるとこのこと。
一生雄のやつもいるんですねぇ。
釣り方は夏と冬で違うみたい
磯釣りや岩礁底の堤防からねらうといいようです。夏はカニなどをエサにしたブッコミ釣り、冬は専用の「ブダイウキ」とハバノリのエサを使ったウキ釣りが主流だそうです。
仕掛けなどについては、こちらをご参考ください。
旬は藻類を餌にしている冬
ぼうずコンニャクさんのサイトによると、暖かい時期はときに磯臭さがあって、寒い時期には臭みがなく脂がのっていて身にはりがある。これはブダイの食べるものに関係していて、夏は甲殻類などをメインに捕食し、冬は藻類を好むので、冬は臭みがなくなるということなんですね。
煮る、汁、蒸しもの、揚げる、刺身、焼く、ソテーなどいろいろん調理法でいただけるようです。詳しくは↓のぼうずコンニャクさんのさいとにて。
英語名はJapanese parrotfish
Japaneseは日本の、parrotfishはブダイ科のお魚になります。Parrotが鳥のオウムと言う意味なのですが、これは歯がクチバシのように見えるからそのように呼ばれます。
中国語名は日本绚鹦嘴鱼
日本绚鹦嘴鱼(rì běn xuàn yīng zuǐ yú)ということで、直訳すると「日本の鮮やかなオウムのクチバシ魚」。おそらく英語のparrotfishの中国語が绚鹦嘴鱼となりますので、英語も日本語も変わらない意味になります。
その他、色んな国での呼び名はこちらをどうぞ!
Common Names List - Calotomus japonicus
釣り人の間では通称オナガ!クロメジナさん
和名 | クロメジナ |
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学名 | Girella leonina |
分類 | スズキ目 - スズキ亜目 - メジナ科- メジナ属 |
分布 | 南日本の太平洋岸、琉球列島;済州島、台湾、香港 |
生息環境 | 沿岸岩礁域に生息。 |
体長 | 一般30〜40cm、最大70cm程 |
その他 | メジナに似るが、鰓蓋が黒く縁取られることが特徴。 |
和名の由来は?
メジナの由来は「眼近魚:メジカナ」が転じたと言われています。 メジカとは眼の位置が他の魚に比べて特に口に近いものを指す呼称です。 本マグロの若魚をメジと呼ぶのも同じ意味だそうです。
漢字では目(眼)近魚、眼仁奈、目品と書くようです。
メジナより全体的に黒いので、クロメジナになったと言われています。
メジナと似てる
同属種のメジナとは、鰓蓋の縁がはっきりと黒いこと、鋭い歯を持っていること、尾鰭の上下葉が長く中央が少し凹むようにカーブすることで区別できます。
釣り人の愛称であるオナガメジナは「尾長」に由来し、メジナよりも尾鰭が長いことが由来となっています。
生息域も微妙に違う
太平洋側の生息域はメジナと同じ房総半島~鹿児島県ですが、メジナの日本海側の生息域が新潟県以南なのに対し、クロメジナとオキナメジナは九州以南で少し南よりになります。また、沖縄を飛ばして台湾やその付近の中国沿岸も分布域に入ります。
沖縄を飛ばして生息する魚はメジナ以外にもいるそうで、琉球列島の西側を流れる黒潮が、分布の拡大を阻んだのではないかと言われています。
産卵期も違う
クロメジナの産卵期は11月~12月頃で、一方メジナは2月頃~6月頃が産卵期です。
基本的には群れを作って生活し、外洋に面した潮通しのよい磯に多く生息しています。
食性は季節によって異なり、夏は甲殻類などを好み、冬は海藻を食べる傾向があります。また、メジナよりもクロメジナのほうが肉食性が強いようです。
歯並びも違う
調べた中で生態について一番詳しかったのが、下記のサイトでした。
メジナは歯が3列に並んでいるのに対し、クロメジナは1列。クロメジナは歯の接点が歯先の一点に集中するので、クロメジナの歯がニッパーだとすれば、メジナはペンチなんだそうです。
メジナの仲間に共通する特徴は歯で、先端が鍬のように三つ叉に分かれた三尖頭歯(さんせんとうし)を持っている。この歯は海藻を刈り取りながら食べるのに適しているそうです。
釣り方はウキフカセで
一年を通して釣れるようですが、春先から初夏が最盛期です。
ウキフカセ好きの格言で「クチブトメジナ(メジナ)は根を釣れ、オナガメジナ(クロメジナ)は潮を釣れ」というのがあるようです。
クロメジナはメジナよりも沖の方にいることから、沖メジナとも呼ばれます。
仕掛けに関してはこちらが詳しかったので、参考にどうぞ。
食べ頃は冬
一番脂が乗っている旬はメジナとは逆に水温が高い初夏から秋になります。
メジナ同様に塩焼きや煮付けなど様々な料理に向いているようです。
一番のおすすめは「磯の上で釣りたてを刺身にして食べる」だそうです。釣りたてをしっかりと血抜きし、三枚におろして刺身にするだけ!
シンプルにお塩だけでもよし、お醤油をかけて食べてもよし!
その他、いろいろな食べ方についてはこちらをどうぞ。
英語名はSmallscale blackfish
Smallscleは小縮尺の、blackfishは黒い魚となります。
その他、Blackfish(黒い魚)、Nibbler、Rudderfish(NibblerとRudderfish英国領の島であるバミューダやフロリダ州の周辺に生息するメジナ)とも呼ばれます。
中国語名は小鱗瓜子鱲
大陸の方が生息地に入っていないからか、大陸での名前は見つかりませんでした。
台湾では、小鱗瓜子鱲(xiǎo lín guā zǐ liè)と呼ばれ、小鱗(小さい鱗の)瓜子鱲(メジナの仲間)と言う意味になります。ちなみに瓜子はスイカやカボチャ、ひまわりの種などを干して加工した食べ物のことを指します。体の形がずんぐりむっくりで、瓜子の形と似ているからだと思います。
その他、色んな国での呼び名はこちらをどうぞ!
Common Names List - Girella leonina
釣り人の間では通称クチブト!メジナさん
和名 | メジナ |
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学名 | Girella punctata |
分類 | スズキ目 - スズキ亜目 - メジナ科 - メジナ属 |
分布 | 南日本;朝鮮半島南岸、済州島、中国南部〜台湾 |
生息環境 | 沿岸岩礁域に生息。 |
体長 | 一般30〜40cm、最大60cm程 |
その他 | 体側の鱗が荒く、各鱗に暗色点がある。幼魚は潮溜りでよく見られる。 |
和名の由来は?
メジナの由来は「眼近魚:メジカナ」が転じたと言われています。 メジカとは眼の位置が他の魚に比べて特に口に近いものを指す呼称です。 本マグロの若魚をメジと呼ぶのも同じ意味だそうです。
漢字では目(眼)近魚、眼仁奈、目品と書くようです。
クロメジナと似てる
同属種のクロメジナとは、鰓蓋の縁がはっきりとは黒くないこと、鱗の付け根に黒斑があること、尾鰭末端の切れ込みが非常に浅いことで区別することができます。
釣り人の愛称であるクチブトメジナは「口太」に由来し、口が大きく分厚いことが由来となっています。
生息域も微妙に違う
太平洋側は房総半島~鹿児島県、日本海側は新潟県以南で、沖縄を飛ばして台湾やその付近の中国沿岸も分布域に入ります。クロメジナとオキナメジナも、太平洋側ではメジナと同じ海域に分布しますが、日本海側は九州以南で少し南寄りです。
沖縄を飛ばして生息する魚はメジナ以外にもいるそうで、琉球列島の西側を流れる黒潮が、分布の拡大を阻んだのではないかと言われています。
産卵期も違う
メジナの産卵期は2月頃~6月頃で、一方クロメジナは11月~12月頃が産卵期です。
基本的には群れを作って生活し、沿岸の岩礁域で生活しています。
食性は季節によって異なり、夏は甲殻類などを好み、冬は海藻を食べる傾向があります。また、メジナよりもクロメジナのほうが肉食性が強いようです。
歯並びも違う
調べた中で生態について一番詳しかったのが、下記のサイトでした。
メジナは歯が3列に並んでいるのに対し、クロメジナは1列。クロメジナは歯の接点が歯先の一点に集中するので、クロメジナの歯がニッパーだとすれば、メジナはペンチなんだそうです。
メジナの仲間に共通する特徴は歯で、先端が鍬のように三つ叉に分かれた三尖頭歯(さんせんとうし)を持っている。この歯は海藻を刈り取りながら食べるのに適しているそうです。
釣り方はウキフカセで
一年を通して釣れるようですが、晩秋から春が最盛期です。
ウキフカセ好きの格言で「クチブトメジナ(メジナ)は根を釣れ、オナガメジナ(クロメジナ)は潮を釣れ」というのがあるようです。
仕掛けに関してはこちらが詳しかったので、参考にどうぞ。
食べ頃は冬!
寒い時期は海藻などを食べているので、臭みがないため、一番おいしい旬は冬になります。この時期のメジナは「寒グレ・寒グロ・寒メジナ」とも呼ばれ、釣り雑誌などで特集されるほど人気なようです。
塩焼きや煮付けなど様々な料理に向いており、大きい個体は刺身にしても美味しいそうです。
食べ方についてはこちらをどうぞ。
英語名はLargescale blackfish
Largescleは大縮尺の、blackfishは黒い魚となります。
その他、Greeenfish(緑の魚)、Nibbler、Rudderfish(NibblerとRudderfish英国領の島であるバミューダやフロリダ州の周辺に生息するメジナ)とも呼ばれます。
中国語名は斑鱾
斑鱾(bān jǐ)と読みます。意味は斑(斑がある)鱾(メジナ)となります。
その他、色んな国での呼び名はこちらをどうぞ!
Common Names List - Girella punctata
メバル御三家では最も一般的一番デカくなる種、シロメバルさん
和名 | シロメバル |
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学名 | Sebastes cheni |
分類 | スズキ目 - カサゴ亜目 - メバル科 - メバル属 |
分布 | 津軽海峡〜九州北・西部;朝鮮半島南東部 |
生息環境 | 沿岸の岩礁に多く、群がりを作る。 |
体長 | 25~35cm程 |
その他 | 腹鰭と臀鰭は茶色。体側に濃い茶色の横帯が明瞭なものが多い。 |
メバルの由来は?
メバルは目が大きく開き、見張っていることから「眼張(めばる)」となったようです。 漢字は「眼張または目張」が普通ですが、旬が春なので、目春と書いたり、魚へんに「休」の「鮴」もあります。
分類で学者泣かせ!
かつてのメバルは2008年に発表された論文で、アカメバル、クロメバル、シロメバルの3種に分けられました。それまでは20世紀の初めから100年にわたって何種にも分けられたり、1種として扱われたりと、研究者の間でも混乱があったようです。
クロメバルはその名の通り体全体が黒いのが特徴です。
見分けるポイントを下記にまとめておきますので、ご参考にどうぞ。
和名 | アカメバル | クロメバル | シロメバル |
---|---|---|---|
胸鰭軟条数 | 15本が多い | 16本が多い | 17本が多い |
体色・体形 | 体色は通常赤っぽい茶色。体高は低くすらっとして、頭部も小さい。 | 体色は黒っぽく、背中上部が青みを帯びる。頭部は小さく、ずんぐり体形。 | 体色は茶色または白っぽく、体高が高く頭部も大きい。 |
シロメバルの生態
メバル3種のなかでは、もっとも大きくなり30cm以上になるのが本種とされています。
アカメバルやクロメバルと異なり、内湾に多く、塩分の低い環境によくいます。
単独でいるときもありますが、小さな群れをつくっていることが多く、カサゴやソイなどのように底性ではなく、底から少し離れたところで見られます。
頭を上にして立ち泳ぎをしている様子も見られ、仔魚では小型の甲殻類などを食べますが、成魚では甲殻類の他、小魚や多毛類、軟体動物なども食べるようになってきます。
また、他のメバルと同様、卵胎生で、11月前後に交尾が行われ、12~2月頃に仔魚を出産します。仔魚は成長するまで大きな群れをつくり、海藻の間などで生活しています。
釣りかたは3種類!
釣り人に人気のメバルですが、ウキ釣り、ルアー、沖釣りの3種類があるようです。釣りをする人なら結構知っているのかもしれませんね。ダイビングでも日本で潜ればみれるようです。
お寿司でもたべられる!
やっぱりメバルなので煮付けが定番のようです!塩焼き、唐揚げ、お刺身にしても美味しいみたいです!
英語名はJapanese white seaperch
いつもお世話になっているFishbaseにはシロメバル自体のデータがなく、見つからず…でした。英語のWikipediaにはJapanese white seaperchとあったので、日本の白いスズキという意味になります。
中国語名はないみたい
生息域ではないからでしょうか、いくら探しても出てきませんでした。
【祝】みんなのランキング公認 海水魚マイスターに就任しました!
僭越ながら、この度みんなのランキング公認 海水魚マイスターに就任いたしました!
まだまだ勉強が必要ですが、海の素晴らしさを伝えていけたら良いなと思います!
私が選んだ「かわいい深海魚ランキング」TOP10!
第一弾として、「かわいい深海魚ランキング」TOP10を選出しました!
深海生物というと不思議なフォルムのリュウグウノツカイや、巨大なダイオウイカ、頭が半透明のデメニギスなどが一番に思い浮かびますが、今回ランキングにノミネートさせていただいたような可愛い生物も存在しています。
今回私が選んだ、「かわいい深海魚ランキング」TOP10はこちら!
もしかしたら、メンダコぐらいは知っている方もいらっしゃるのでは?
萌えポイントやお魚の豆知識などは、こちらにて詳しく説明していますので、下のリンクからご覧ください!!(本当にめっちゃ悩んだ…少なくとも2日間は悩みました)
深海魚の定義とは
深海魚の定義って水深200m以深のお魚たちなんですねぇ。
ということで、今回は200mよりも深いところにいる生物縛りで考えました。
200m以深縛りで考えたら、正直ものすごく悩みました!
150mあたりにいるフウセンウオやサギフエも可愛いのに!
私が作成したランキングの一覧は、こちらで見ることができますので、今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m
実はお寿司でも美味しい!クロメバルさん
和名 | クロメバル |
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学名 | Sebastes ventricosus |
分類 | スズキ目 - カサゴ亜目 - メバル科 - メバル属 |
分布 | 【日本固有種】津軽海峡〜九州北部、伊豆諸島 |
生息環境 | 外洋に面した岩礁に単独で生息。 |
体長 | 20~30cm程 |
その他 | シロメバルやアカメバルとともに胎生で、晩秋に交尾し、春先に産仔する。 |
メバルの由来は?
メバルは目が大きく開き、見張っていることから「眼張(めばる)」となったようです。 漢字は「眼張または目張」が普通ですが、旬が春なので、目春と書いたり、魚へんに「休」の「鮴」もあります。
分類で学者泣かせ!
かつてのメバルは2008年に発表された論文で、アカメバル、クロメバル、シロメバルの3種に分けられました。それまでは20世紀の初めから100年にわたって何種にも分けられたり、1種として扱われたりと、研究者の間でも混乱があったようです。
クロメバルはその名の通り体全体が黒いのが特徴です。
見分けるポイントを下記にまとめておきますので、ご参考にどうぞ。
和名 | アカメバル | クロメバル | シロメバル |
---|---|---|---|
胸鰭軟条数 | 15本が多い | 16本が多い | 17本が多い |
体色・体形 | 体色は通常赤っぽい茶色。体高は低くすらっとして、頭部も小さい。 | 体色は黒っぽく、背中上部が青みを帯びる。頭部は小さく、ずんぐり体形。 | 体色は茶色または白っぽく、体高が高く頭部も大きい。 |
クロメバルの生態
沿岸の浅い岩礁域などに生息していて、潮通しがよく海草の多いところで見られます。
他のメバルの仲間と同様、中層から底層で見られるますが、カサゴやソイのように底には着かず、底から少し離れて岩礁付近を遊泳したり、岩の斜面などでホバリングするように立ち泳ぎをしていることが多いようです。
しかし、アカメバルやシロメバルとは異なり、群れはつくらず、単独でいることが多いようです。
昼間は海藻の近くで立ち泳ぎをしていることが多く、夜になると活発に活動をはじめ、甲殻類や多毛類、小型の魚類などを食べています。
釣りかたは3種類!
釣り人に人気のメバルですが、ウキ釣り、ルアー、沖釣りの3種類があるようです。釣りをする人なら結構知っているのかもしれませんね。ダイビングでも日本で潜ればみれるようです。
お寿司でもたべられる!
やっぱりメバルなので煮付けが定番のようですが、クロメバルはお寿司にしても美味しいみたいです。
英語名はJapanese black seaperch
いつもお世話になっているFishbaseにはクロメバルの英語名がなく、見つからず…でした。英語のWikipediaには black seaperchとあり、日本の黒いスズキという意味になります。
中国語名は日本平鲉
100年もの間分類で学者泣かせ!アカメバルさん
和名 | アカメバル |
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学名 | Sebastes inermis |
分類 | スズキ目 - カサゴ亜目 - メバル科 - メバル属 |
分布 | 積丹半島〜九州北部;朝鮮半島南部 |
生息環境 | 沿岸の藻場で群れを作る。 |
体長 | 20cm程 |
その他 | 小さい個体ほど背鰭と臀鰭の黄色味が強く、見分けやすい。体側の斑紋は斑点状になる傾向が強い。 |
メバルの由来は?
メバルは目が大きく開き、見張っていることから「眼張(めばる)」となったようです。 漢字は「眼張または目張」が普通ですが、旬が春なので、目春と書いたり、魚へんに「休」の「鮴」もあります。
アカメバルの生態
内湾や沿岸の浅い岩礁域や藻場に群れで生息していて、イワシやカタクチイワシ、サッパなどの魚類や甲殻類、多毛類や軟体動物などを食べています。
中層から底層で見られますが、カサゴやソイのように着底せず、岩礁付近を遊泳したり、岩の斜面などでホバリングするように立ち泳ぎをしていることが多いようです。
また、カサゴ同様に卵胎生で、11~12月頃の冬季に交配し、一ヶ月ほど経ったら雌は卵巣内で孵化した仔魚を出産します。
分類で学者泣かせ!
かつてのメバルは2008年に発表された論文で、アカメバル、クロメバル、シロメバルの3種に分けられました。それまでは20世紀の初めから100年にわたって何種にも分けられたり、1種として扱われたりと、研究者の間でも混乱があったようです。
アカメバルは通常赤っぽい茶色ですが、シロメバルにも茶色のものがいるので、釣り人の中には間違えている人もいるようです。
見分けるポイントを下記にまとめておきますので、ご参考にどうぞ。
和名 | アカメバル | クロメバル | シロメバル |
---|---|---|---|
胸鰭軟条数 | 15本が多い | 16本が多い | 17本が多い |
体色・体形 | 体色は通常赤っぽい茶色。体高は低くすらっとして、頭部も小さい。 | 体色は黒っぽく、背中上部が青みを帯びる。頭部は小さく、ずんぐり体形。 | 体色は茶色または白っぽく、体高が高く頭部も大きい。 |
こちらでも写真付きで説明されています!
釣りかたは3種類!
釣り人に人気のメバルですが、ウキ釣り、ルアー、沖釣りの3種類があるようです。釣りをする人なら結構知っているのかもしれませんね。ダイビングでも日本で潜ればみれるようです。
やっぱり煮付け!
カサゴ亜目なのでやっぱり煮付けが一番美味しいのかもしれません。その他、お味噌汁、塩焼き、お造り、唐揚げなど、いろいろな調理法で美味しくいただくことができるようです。
英語名はDarkbanded rockfish
Darkbandedは暗いしましまのrockfishはメバルになります。
中国語名は无备平鲉
无备平鲉(wú bèi píng yóu)と読みます。意味は无备(備がない)平鲉(メバル)となりますが、なんに対する備えがないのか??
その他、色んな国での呼び名はこちらをどうぞ!
Common Names List - Sebastes inermis
斑紋が全部朱色のやつもいる!アカフチリュウグウウミウシさん
和名 | アカフチリュウグウウミウシ |
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学名 | Nembrotha kubaryana |
分類 | 裸鰓目 - ドーリス亜目 - ドーリス下目 - フジタウミウシ上科 - フジタウミウシ科 - クロスジリュウグウウミウシ亜科 - クロスジリュウグウウミウシ属 |
分布 | インド洋、西太平洋、中部太平洋 |
生息環境 | |
体長 | 最大12cm |
その他 | Nembrotha nigerrima は異名。 |
体地色は黒色で、体表には明るい緑色の縦線、若しくは斑紋が入ります。この縦線と斑紋は盛り上がっています。
口触手の縁、側足縁、尾の斑紋が朱色になりますが、緑色の縦線、若しくは斑紋が全て朱色になるものも見られます。
触角鞘の縁、褶葉は朱色で、鰓は軸の先が緑ですが、朱色になる個体もあります。
英語名はDusky nembrotha
Duskyは浅黒い、nembrothaはクロスジリュウグウウミウシ属のウミウシになります。
黒いリュウグウ系のウミウシって他にもいると思うんだけどなぁ?
和名のアカフチのほうが特徴を捉えててわかりやすいですね。
Nembrotha kubaryana, dusky Nembrotha
中国語名は条凸卷足海牛
読み方は「tiáo tū juǎn zú hǎi niú」。条は線状の細い物、凸はそのままデコボコのデコです。巻足は辞書には「巻き足という文楽人形の遣い方」とありますが何のこっちゃ?
海牛は日本語同様ウミウシのことです。
水玉模様のブチウミウシさん
和名 | ブチウミウシ |
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学名 | Jorunna funebris |
分類 | 裸鰓目 - ドーリス亜目 - ドーリス下目 - ドーリス上科 - ツヅレウミウシ科 - ゴマフビロードウミウシ属 |
分布 | インド・西太平洋熱帯域 |
生息環境 | 八丈島では、春から秋にかけて推進20m前後の岩礁域でやや稀 |
体長 | 25〜50mm、最大9cm |
その他 | 青色のカイメンOceanapia sp.とXestospongia sp.を食べるとされているが、確証は得られていない。ゼニガタウミウシは異名。 |
見た目が水玉のウサギみたい
体地色は白で、背面全体に繊毛状の非常に細かな突起が生えています。この突起の一部が黒褐色になって集まり、輪状や不規則な輪郭の斑紋を形成しています。この斑紋の形は非常に変異します。
腹足の周縁に沿って黒い斑点が散在し、触角の上部と鰓は黒褐色になります。
ゴマフビロードウミウシに似てる
同属のウミウシにゴマフビロードウミウシというのがいますが、ゴマフのほうはドット模様がもっと小さくて細かく、ゴマを振った感じになります。
英語名はPolka-dot nudibranch
Polka-dotは水玉模様の、nudibranchは裸鰓類のウミウシとなります。
和名もブチ模様のブチからきていますし、英語も水玉ってことで同じですね。
Jorunna funebris, polka-dot nudibranch
中国語名は黑斑围鳃海牛
読み方はhēi bān wéi sāi hǎi niú。黑斑はそのまま黒斑、围鳃ってのは多分ですけど二次鰓の周り、海牛は日本語同様ウミウシになります。
また、熊猫海蛞蝓(xióng māo hǎi kuò yú)とも呼ばれ、意味は熊猫=パンダ、海蛞蝓=ウミウシになります。
ミゾレさんと似ているダイアナウミウシさん
和名 | ダイアナウミウシ |
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学名 | Chromodoris dianae |
分類 | 裸鰓目 - ドーリス亜目 - ドーリス下目 - イロウミウシ上科 - イロウミウシ科 - ミスジアオイロウミウシ属 |
分布 | 西太平洋熱帯域 |
生息環境 | 八丈島では、1年を通して浅い岩礁域で見られる普通種 |
体長 | 5〜15mm、最大4cm |
その他 | トギレフタスジイロウミウシは異名 |
体地色は灰青色や青白色で、微細な白い斑点が細かく散らばっています。背面の周縁は白い線で縁取られます。
触角と鰓にかけて2本の黒色縦線が入りますが、この縦線は両触角の外縁や背面中央部で途切れることが多いです。
通常、両触角の間と鰓直前に大きくてはっきりとした黒色斑点が入りますが、 鰓直前の斑点がない個体もいます。
ミゾレウミウシと似てる
触角と鰓の下半分は白で、上半分が黄色から橙色であることと、触角の間に大きな黒色斑点があることで区別が可能です。
英語名はDiana's chromodoris
Diana'sはダイアナさんの、chromodorisはイロウミウシになります。
どの辺がダイアナなのか?それは調べても謎でした…。学者さんの名前ですかね?
Chromodoris dianae, Diana's Chromodoris
中国語名は黛安娜多彩海蛞蝓
黛安娜多彩海蛞蝓(dài ān nà duō cǎi hǎi kuò yú)と読みます。黛安娜=ダイアナさん、多彩海蛞蝓=イロウミウシの仲間と言う意味になります。
エクレアに見える!シラナミイロウミウシさん
和名 | シラナミイロウミウシ |
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学名 | Goniobranchus coi |
分類 | 裸鰓目 - ドーリス亜目 - ドーリス下目 - イロウミウシ上科 - イロウミウシ科 - アデヤカイロウミウシ属 |
分布 | 西太平洋熱帯域 |
生息環境 | 八丈島では春から秋にかけて浅い岩礁域でやや稀 |
体長 | 最大6cm |
その他 | 模式産地はベトナム |
クリーム色のエクレアみたい
私にはクリーム色のエクレアに見えるんですが、みなさんはどうでしょうか。
体は卵円形で、外套膜は幅広く、側足の大部分を覆います。背面はクリーム色で、緑や褐色を帯びることもあります。
外套膜の中央部分の触角から鰓にかけて、波状の細い暗紫色線で囲まれる黄褐色域があります。この波線で囲まれたところに暗褐色の斑紋が散在し、マダラ模様になることもあります。
背面の周縁は青から紺色の線で縁どられ、中央の波線で囲まれた部分の外側にも暗紫色線で囲まれた黄褐色の眼状斑が入る個体もあります。
触角と鰓は背面中央の褐色域とほぼ同じ色で、鰓の外側の軸は白くなります。
外套膜の裏側は紫色で、特に頭部前縁は濃い紫色になります。
英語名はCo's Goniobranchus
Co'sはコさんの、Goniobranchusはアデヤカイロウミウシ属のウミウシになります。
コさんってだれよ!エクレアウミウシでいいやんって個人的には思いますがw
Chromodoris coi, Co's Goniobranchus
中国語名は扇贝多彩海蛞蝓
扇贝多彩海蛞蝓(shàn bèi duō cǎi hǎi kuò yú)と読みます。扇贝=ホタテガイ、多彩海蛞蝓=イロウミウシの仲間と言う意味になります。
なんでこれまたホタテなのか?色味ですかね?
砂糖がけのお菓子みたい!キカモヨウウミウシさん
和名 | キカモヨウウミウシ |
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学名 | Goniobranchus geometricus |
分類 | 裸鰓目 - ドーリス亜目 - ドーリス下目 - イロウミウシ上科 - イロウミウシ科 - アデヤカイロウミウシ属 |
分布 | インド・西太平洋熱帯域 |
生息環境 | 八丈島では1年を通して浅い岩礁域で見られる普通種 |
体長 | 通常1〜2cm、最大4cm |
その他 | 暗紫色のカイメンChelonaplysilla violaceaなどを摂食すると推定されている。模式産地はニューカレドニアだが、西太平洋の各地から報告されている。 |
和名の由来は
背面の幾何学模様のような模様が和名の由来となります。
砂糖がけのお菓子みたいできれい
海の中で見るとイボ状の突起が、砂糖がけのお菓子みたいな感じに見えます。
暗色線が白い斑紋を囲むような崩れた網目模様で、背面は淡褐色から紫色を帯びた白となります。
触角と鰓を囲むように暗紫色線が連なり、ほぼ左右対象の網目状の斑紋になります。外套膜前縁は白色で丸くやや広がり、周縁は紫色に縁取られ、裏面は紫色になります。
移動時にはこの外套膜前縁を上下に打ち振りながら移動します。
触角と鰓は黄色や緑色を帯びます。
英語名はGeometric chromodoris
Geometricは幾何学模様の、chromodorisはイロウミウシとなります。
和名も幾何学模様からきているので、おなじですね!
Chromodoris geometrica, geometric Chromodoris
中国語名は几何多彩海蛞蝓
几何多彩海蛞蝓(jǐ hé duō cǎi hǎi kuò yú)と読みます。几何=幾何学模様の、多彩海蛞蝓=イロウミウシの仲間と言う意味になります。