Marine Life Log

海で見た魚をイラストで綴る、海の生き物ログ

そっくりさんが沢山いすぎる!ミスジリュウキュウスズメダイさん

ミスジリュウキュウスズメダイ

分布 琉球列島;インド・太平洋
生息環境 サンゴ礁域の12m以浅に生息し、礁池の樹状珊瑚に見られる普通種。
体長 8-10cm程
特徴 体側の黒い横帯は3本。危険を感じると珊瑚の枝間に隠れる。雑食性で、プランクトン動物、付着藻類などを食べる。
山溪ハンディ図鑑 改訂版 日本の海水魚

山溪ハンディ図鑑 改訂版 日本の海水魚

 

和名の由来は

見た目のとおりですね。黒い帯が3本あるリュウキュウスズメダイということから名付けられたとみられます。

枝状珊瑚の周辺で群れていて、白黒ストライプがとてもきれいです。

幼魚は臀鰭と腹ビレが蛍光ブルーで縁取られているようです。

そっくりさんが沢山

ミスジリュウキュウスズメダイですが、フタスジとヨスジもいて、なおかつミスジスズメダイってのもいます。マリーンダイビングさんの記事で、とってもわかりやすく説明されていますので、ぜひこちらで見分け方をご確認下さい。

こいつも性転換

クマノミと同じで、雄が必要になると雌から雄に性転換するようです。ペアか群れで行動し、1つの群れは1匹の雄に対し、5匹以上の雌で構成されます。

観賞魚としても育てられるらしい

珊瑚のポリプを食べないので、珊瑚と一緒に育てられるお魚ということで、アクアリウムのビギナーに優しいお魚なんだそうです。

英語名はWhitetail dascyllus

Whitetailは白い尾鰭の、dascyllusはスズメダイということで、シマシマよりも白い尾鰭推しのようです。White tailed damselfishとも呼ばれます。

その他、色んな国での呼び名はこちらをどうぞ!
Common Names List - Dascyllus aruanus

春節はタイのシミランクルーズに行ってきます!

South Siam 3号

春節はタイのシミランクルーズに行ってきます!

申し込みにあたって起こった出来事を、今後の備忘録としてまとめておきます。

日本人スタッフのお店は日本円で一括前払いだった

当初は現地の日本人スタッフがやり取りしてくれるお店で、見積もりなどお願いしておりましたが、支払いの際に日本円かタイバーツで銀行振込もしくはクレジット決済ということがわかり、なにせ現地採用なもので、日本円はそんなに持ち合わせてないため、そのお店での申込は断念。

しかも春節期間は中国人が大量に仮押さえしているので、キャンセル待ちのものも。

淘宝Taobaoだとすっと申し込めた

「泰国 斯米兰 船宿(タイ シミラン クルーズ)」で調べたお店に連絡したら、すっと申し込めました。お値段は3泊4日15ダイブで5180元/1人(83000円2020/01/17時点のレート)、ダイビング保険5~7日75元/1人(1200円2020/01/17時点のレート)

申し込み予約をしたのは去年の10月頃でしたが、聞いたら空きはまだまだ沢山あると言われました。

日本のショップで申し込むときと同様で、デフォルトで母国語ガイドは付きませんが、日本人スタッフのお店とあまり変わらない値段で申し込めました!

中国人のショップは説明が適当

日本のショップはHPを見れば詳しくなんでもまとめてありますが、中国人のショップはそのへんめっちゃ適当です(笑)

長年中国に住んでいますので、そのへんはさほど気になりません。質問すれば丁寧に教えてくれるので。

ショップの説明にはSouth Siam号とあるので、South Siam Diversさんが運営する船だと思われます。島のスケジュール的におそらくSouth Siam 3号だと思います。

含まれている費用
含まれてないもの
  • 器材レンタル フルレンタルは500バーツ、重器材のみは400バーツ
  • ナイトロックス 多分200バーツと言われたw
  • 国立公園入園料 シミラン国立公園500バーツ、同ダイブフィー:200B/1日、スリン国立公園700バーツ(だいたい全具で2500バーツぐらい)
  • アルコール類など ビール1瓶100バーツぐらい、お酒は持ち込み可能とのこと
  • クルーへのチップ 3泊4日だと全部で1000バーツぐらい
  • タオル、アメニティ全般はすべて持参の必要あり

 質問したらだいたいのことは教えてくれたので、ひとまずこれで安心です。

 その他必要な費用は、前後泊のホテルとフライト代ぐらいです。

上海からはエアアジア

春節はいかんせんフライト代が高騰するので、上海から飛んでクアラルンプールでトランジットして、プーケットに行く便を選びました。

エアアジアの国際線のトランジットは、Fly-Thruというサービスが適用され、目的地まで荷物を届けてくれます。KLでトランジット時間があるので、荷物は預けたままマレーシア上陸しようかなぁと目論んでいます。 

あと1週間後楽しみです!

まぎらわしい激似のやつがいる!フエヤッコダイさん

フエヤッコダイ

分布 南日本の太平洋岸、琉球列島;インド・汎太平洋
生息環境 岩礁域、サンゴ礁域に生息
体長 最大18cm程
特徴 オオフエヤッコダイとはよく似る。海底付近を2~3尾の小さな群れで泳ぐ。長い吻は、サンゴの枝の間にすむゴカイ類や小型甲殻類などを捕食するのに便利なのだろう。
山溪ハンディ図鑑 改訂版 日本の海水魚

山溪ハンディ図鑑 改訂版 日本の海水魚

 

和名の由来は?

細く伸びた吻が笛のようだということで、フエヤッコダイ名前にヤッコととありますが、ヤッコ(キンチャクダイ科の魚)ではなく、チョウチョウウオ科のお魚です。

オオフエヤッコダイっていう激似のやつがいる!

魚って面白いですね、激似のやつがいるパターンまぁまぁあります。

オオフエヤッコダイってのは、フエヤッコダイよりも吻が長いのと、体が大きく、胸鰭の付け根あたりに、たくさんの小さい黒点があるのがポイント。しかし、海外にいるオオフエヤッコダイは全身が黒い奴もいるらしいです。

逆さになって泳ぐことも

こちらの記事によると、くぼみや海底洞窟の天井なとでは、お腹を逆さまにして泳ぐらしいです。どうしてそんなことをするのかは書いてないですが、どうしてなんでしょう?

フエヤッコダイ / ふえやっこだい / 笛奴鯛
longnosed butterfly fish [学]Forcipiger flavissimus

硬骨魚綱スズキ目チョウチョウウオ科に属する海水魚。相模(さがみ)湾以南から東シナ海に分布。体は卵形で側扁(そくへん)し、長い管状の口と発達した背びれ棘(きょく)が特徴。全長約20センチメートル。体は橙黄(とうこう)色で頭部は黒い。岩礁域に数尾の小群で生活し、くぼみにいる際は、腹面を岩盤に近づけ定位するので、天井付近では天地を逆に泳ぐ。水槽中では水面から口で水を射出し、背びれ棘を防御に用いる。底生の小動物を食べる。全体的に風変わりな形態と、美しい体色から観賞魚として飼育される。[井田 齋]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)

フエヤッコダイ(ふえやっこだい)とは - コトバンク

英語名はLongnose butterfly fish

まぁなんて分かりやすい!Longnoseはお鼻が長い、butterfly fishはチョウチョウウオですね。確かにフエヤッコダイの吻はかなり特徴的なので、見た目から命名ということでしょう。

その他、色んな国での呼び名はこちらをどうぞ!
Common Names List - Forcipiger flavissimus

幼魚はマジかっこいい!アカククリさん

アカククリ(幼魚)

分布 琉球列島;東部インド洋〜中・西部太平洋の熱帯域
生息環境 サンゴ礁域に生息。礁斜面の底近くに数尾でいることが多く、中層をあまり泳がない。
体長 30cm程
特徴 吻がよく突出することが特徴。幼魚は礁池内に見られ、体色は有毒なヒラムシに擬態したものといわれ鰭や体全体が黒く、橙色で縁取られることが特徴。
山溪ハンディ図鑑 改訂版 日本の海水魚

山溪ハンディ図鑑 改訂版 日本の海水魚

 

和名の由来は?

幼魚時代がオレンジ(朱色=赤?)色で縁取られていて、赤でくくられているからアカククリということのようです。

幼魚と成魚じゃぜんぜん違う!

幼魚は真っ黒ボディーにオレンジ色の縁取りで、ヒラムシに擬態していると言われます。ヒラムシは肉食で、毒を持つ種類もあるので、天敵から身を守るためにヒラムシに擬態していると言われています。

幼魚のアカククリと出会ったのは、フィリピンのアニラオだったのですが、浅瀬で単独で泳いでいました。成魚と違って上下に発達した背鰭と臀鰭をゆらゆらと揺らし優雅に泳ぐ姿は、今まで見たことない独特なフォルムで目をみはる美しさでした。また出会いたいものです。

成魚は他に比べて吻が突き出てる

成魚は下記の絵の通りで、他のマンジュウダイ科とそっくりですが、吻が突き出てるのが特徴です。成魚は群れで行動するようです。

アカククリ

他のマンジュウダイ科との見分け方などは、下記の記事にリンクをまとめていますので、ぜひご覧くだだい。

なんと!食べられるらしいです

下記のぼうずコンニャクさんのブログによると、どうやら成魚は食べられるらしいです。予想もしていませんでした。しかもお刺身だと真鯛や石鯛のようなお味なんだとか。焼いたり、煮付けや味噌汁にしても美味しいんだそうです。なんだか意外ですw

英語名はDusky batfish

Duskyは薄暗い・色黒の、batfishは他の意味もありますが、この場合はスペードのような形をしていて平たい魚やマンジュウダイ科のお魚を指します。色黒と言われたら、幼魚時代が黒いので、もしかしたらそういうことでしょうか??

その他、色んな国での呼び名はこちらをどうぞ!
Common Names List - Platax pinnatus

昼と夜では色が違う!ツノダシさん

ツノダシ

分布 南日本の太平洋岸、伊豆・小笠原諸島琉球列島;朝鮮半島、インド・汎太平洋
生息環境 岩礁域やサンゴ礁域に生息。水深10m程で単独または数尾の群れで見られる。
体長 20~25cm程
特徴 ツノダシ科は1属1種のみ。チョウチョウウオ科のハタタテダイに似ているが、本種は尾鰭が黒いので見分けは容易。パラオのブルーコーナーでは、時期になると数百尾になる大群が見られる。その期間は一週間ほどで産卵のためと思われるが、確認されていない。このような大群は、今のとこ他の場所では報告されていないようだ。幼魚が観察されることは稀で、体長6cmほどは体側の黒色の帯がなく、違う種のように見える。
山溪ハンディ図鑑 改訂版 日本の海水魚

山溪ハンディ図鑑 改訂版 日本の海水魚

 

和名の由来は?

成魚の目のわきから伸びる2本の角、または特徴的な長い背鰭が角のようだという2つの説があるようです。

すぼんだおちょぼ口が特徴で、見た目はチョウチョウウオっぽいですが、チョウチョウウオ科よりニザダイ科に近いと言われています。ですが、ニザダイ科の特徴である尾鰭の棘もなく、ツノダシはツノダシ科で独立しています。

ハタタテダイと似ている?

ツノダシとハタタテダイの違いは、何かというと

ツノダシは尾鰭が黒、すぼんだおちょぼ口、目の上に角

ハタタテダイは尾鰭が黄色

ということになります。

でもハタタテダイに一番似ているのは、ムレハタタテダイだけどねw

夜になると色が変わる!?

そう、どうやら夜になると色が変わるらしいんです。写真を見てみると、顔の白い部分と胴体の一番面積の広い黄色い部分が灰色がかった色に変色、尾鰭に近い黄色い部分が白っぽくなるようです。

英語名はMoorish idol

Moorishはムーア人(北西アフリカのイスラム教徒)、idolは偶像ですが、どういうことなんでしょう。調べてみたところ、古代からムーア人がツノダシのことを幸運をもたらすお魚だと考えていたということから、この英語名になったようです。勉強になりました。

その他、色んな国での呼び名はこちらをどうぞ!

Common Names List - Zanclus cornutus

クリスマスツリーのようなイバラカンザシさん

クリスマスツリーワーム

今回は魚ではないですが、今年の9月にフィリピンのアニラオで撮ったイバラカンザシの写真をば。

初めてのナイトダイブで、暗闇の中イントラさんがライトを照らしてくれ、ただシャッターを切っただけですが、きれいに撮れてたのでw

和名の由来は?

ふさふさしたやつ(鰓冠)に細かい毛みたいなのがあるんですが、これがイバラ(棘のある木の総称)に見える、また細い棒を刺したような簪に見えるということから。

イシサンゴの上で定住生活

体長は5-7cmで、同じ珊瑚に住んでいても、色んな色のイバラカンザシがいることがあります。2色以上の体色を持つものが7割だそうです。私が見たことあるのは写真の白以外に青と黄色ですが、そのた紫・オレンジ・赤・緑などもいるようです。

棲管(せいかん)と呼ばれる管をイシサンゴに埋め込んで定住生活をしています。鰓冠は衝撃を受けたりすると、棲管の中に引っ込み体全体が隠れます。普通は生きているイシサンゴを好むので、イバラカンザシがいっぱい住んでいる珊瑚は健康だといえるでしょう。

棲管の穴は再利用される

イバラカンザシが死んじゃったあとの穴は、ヤドカリやギンポのすみかとして再利用されるそうです。

英語名はChristmas tree worm

まぁそういうことです。クリスマスツリーにそっくりなので、そのように呼ばれています。お魚ではないですが、クリスマスイブなので、どうしてもこいつの記事を書きたかったわけですw

というわけで、メリークリスマス!

Astrioからメリークリスマス!

 

上から見るとハート♥模様!トウアカクマノミさん

トウアカクマノミ

分布 沖縄島以南、西武太平洋の熱帯域
生息環境 熱帯や亜熱帯の内湾に生息するイボハタゴイソギンチャクと共生
体長 12cm程
特徴

クマノミ属の中では最も気が強く卵包中のペアに近づくと水中マスクにぶつかってくる。日本産では最も大型。個体数は少ない。成長するにしたがい、体色の橙色の部分は黒くなる。共生するイソギンチャクの周囲に貝殻や石などを運んできて、それらを産卵床に使うことで知られる。ときにはどこから見つけてきたのか、陶器のかけらを利用して産卵する。ちなみにクマノミ属は大小さまざま個体が1つのイソギンチャクに生活するが、血縁関係はない。

クマノミ属全種に共通するが、卵を守るのは雄の役目。ゴミの掃除をしたり、胸鰭で新鮮な水を送ったり、甲斐甲斐しく卵の世話をする。雄は外敵の防御に当たるだけではなく、次の産卵に備えてエサを食べる。クマノミ属は雄から雌へ転換することで知られ、1つのイソギンチャクの中で、最大の個体が雌、2番目に大きい個体が雄となり繁殖に参加する。他の個体は繁殖には参加しない。

山溪ハンディ図鑑 改訂版 日本の海水魚

山溪ハンディ図鑑 改訂版 日本の海水魚

 

和名の由来は?

頭があかいので、頭(トウ)、赤(アカ)クマノミと名づけられたそうです。

トウアカクマノミさんと初めで出会ったのは沖縄の恩納村の海でした。

日本で見られるクマノミは全6種類クマノミカクレクマノミ、ハマクマノミセジロクマノミハナビラクマノミ、トウアカクマノミ)なんですが、そのなかでもトウアカクマノミはレアな種類らしいです。

私は運がいいのか、普通に見ることができ、イントラさんが上から見る背中のと白い部分がハート♥の形だよって教えてくれました。なんともロマンチックですねw

雄から雌に性転換、クマノミの生態

雄から雌に性転換したり、イソギンチャクと共生したり、クマノミの生態については、以前の記事で詳しく書きましたので、こちらをご参照下さい!

イボハタゴイソギンチャクがすみか

いつもお世話になっている図鑑の説明によると、どうやらトウアカクマノミさんはイボハタゴイソギンチャクがお好みのようです。

その他クマノミとイソギンチャクの相性を知りたい方は、こちらに詳しくまとめられているので、是非どうぞ。

英語名はSaddleback clownfish

Saddlebackは背中のハート♥に見える鞍の模様のことで、clownfishクマノミの意味になります。結構わかりやすい感じですね。

その他、色んな国での呼び名はこちらをどうぞ!
Common Names List - Amphiprion polymnus

和名の発案者は上皇后さま!ニチリンダテハゼさん

ニチリンダテハゼ

分布 琉球列島;西部太平洋
生息環境 サンゴ礁域に生息。内湾的な環境の水深15〜50mにある崖の砂だまりに見られ、テッポウエビ類と共生。
体長 10cm程
特徴 第1背鰭は大きく、基底近くに眼状斑があるのが特徴。日本ではやや稀種。
山溪ハンディ図鑑 改訂版 日本の海水魚

山溪ハンディ図鑑 改訂版 日本の海水魚

 

和名の由来は?

第1背鰭の眼状斑が日輪(太陽の輪っか)のようだということから、上皇后さまが上皇さまに提案して、それがそのまま名前になったそうです。この鰭はいつも開いているわけではないので、シャッターチャンスが重要です。

さて、なんと名前の由来に天皇家と関わりがあるこのハゼですが、なぜかというと上皇さまは生物学者としても有名でして、特にハゼについて研究されています。

上皇さまが発見されて、学名にAkihitoの名前がついているお魚もいるです!

世界の海域、汽水域、淡水域に約189属、約1359種が棲息する。日本には107属、493種いて(『日本魚類館』参考)、最も繁栄している魚の一つである。

ハゼ - Wikipedia

ミズタマハゼさんのときに書きましたが、ハゼの種類ってめっちゃいるので、研究は果てしなさそうです(遠い目)

同居人はニシキテッポウエビさん

以前紹介したヒレナガネジリンボウさんは主にコトブキテッポウエビとのシェアハウスでしたが、ニチリンダテハゼさんはニシキテッポウエビさんと住んでいることが多いようです。

ハゼとテッポウエビ類のWin-Winな共生関係についてはこちらの記事で!

英語名はRandall's prawn-goby

Randallを辞書で調べると、固有名詞:ランドール、 ランドル、 ランダルとでてきました。おそらくですが、Randall's prawn-gobyはランドールさんが見つけた、テッポウエビ類と共生するハゼということでしょう。ランドールさんはきっと有名な方なのかもしれません…。

その他、色んな国での呼び名はこちらをどうぞ!
Common Names List - Amblyeleotris randalli

見た目がパンダみたいなクラカケチョウチョウウオさん

クラカケチョウチョウウオ

分布 和歌山県以南〜琉球列島;東部インド洋〜西部太平洋の熱帯域
生息環境 岩礁域、サンゴ礁域に生息
体長 10〜15cm程
特徴 小さな群れかペアで行動する。やや臆病で物陰でじっとしている。主食は珊瑚のポリプやゴカイ類、甲殻類。東南アジアには多いが、日本では稀種。
山溪ハンディ図鑑 改訂版 日本の海水魚

山溪ハンディ図鑑 改訂版 日本の海水魚

 

名前の由来は?

パンダみたいな目の周りの暗い部分が、馬に鞍をかけたように見えることから名付けられたようです。

日本では稀種らしいですが、フィリピンではよく見られます。別名パンダバタフライフィッシュと呼ばれます。目のところがパンダみたいだからですね。

図鑑の説明が少ない!

図鑑で日本語の説明がないときに、こちらのサイトの力を借りたことがありましたが、英語のサイトでも説明が少なく、あまり研究されていない魚なのかもしれません。

こちらの英語のサイトのクラカケチョウチョウウオのページを参考にさせて頂くと、チョウチョウウオ科は非常に細かい毛のような歯をしているため、他のほとんどの魚が捕食できない小さな生物を食べることができるそうです。

珊瑚のポリープ、ケヤリムシの触手、クリスマスツリーワームが主食のようです。

これらの主食となる生物はすぐ引っ込んでしまうので、チョウチョウウオはサンゴを拾いながら動かずにホバリングし、短距離で素早く突進し獲物が引っ込んじゃう前に素早く獲物を狙うわなきゃいけないそうです。

たしかにクリスマスツリーワームなんて触ったらすぐ引っ込んじゃうし、獲物を狙うのも大変ですね…。

英語名はPhilippine butterflyfish

英語名にフィリピンとある通り、フィリピンではよく見られます。Bantayan butterflyfishとも呼ばれ、フィリピンのバンタヤン地方で見られることが多いです。

その他はEye-patch butterflyfish(眼帯のチョウチョウウオや、一番最初に書きましたが目の周りが黒いので、Panda butterflyfish(パンダみたいなチョウチョウウオとも呼ばれます。

その他、色んな国での呼び名はこちらをどうぞ!
Common Names List - Chaetodon adiergastos

毒があるけどかわいいネッタイミノカサゴさん

ネッタイミノカサゴ

分布 南日本の太平洋岸、伊豆・小笠原諸島琉球列島;インド、太平洋
生息環境 50m以浅の岩礁およびサンゴ礁、礁池に生息
体長 20cm程
特徴 胸鰭条の先端まで鰭膜は延びない。鰭膜に青から黒の丸い斑が多数並ぶことが特徴。鰭の棘に毒がある。
山溪ハンディ図鑑 改訂版 日本の海水魚

山溪ハンディ図鑑 改訂版 日本の海水魚

 

棘には毒があります

前回紹介したミノカサゴさんもネッタイミノカサゴさんも棘に毒があります。
ミノカサゴ同様向こうから襲ってくることは全然ないですが、刺されると痛いです。間合いは十分に取りましょう。

体長は20cmほどでミノカサゴより小ぶりです。

刺されたときの対処法はミノカサゴ同様タンパク質の毒ですので、熱いお湯に患部を浸します。ミノカサゴの回で詳しく書いていますので、ご参考のほど!

夜行性です

ミノカサゴのときは触れていませんでしたが、こいつもミノカサゴと同様で夜行性です。

昼間でも見れる時がありますが、ナイトダイビングでは結構たくさん見れます。

ミズヒキミノカサゴとそっくりです

ミズヒキミノカサゴはまだ見たことがありませんが、めちゃめちゃそっくりのようです。Wikipediaの説明によると下記のようです。胸鰭から糸状にたくさん伸びている軟条の色で見分けるのが、最もわかりやすそうです。

鑑別点 本種 ネッタイミノカサゴ
背鰭棘の数 12棘11軟条 13棘10軟条
胸鰭の条数 16~18条(通常17) 17~20条(通常18)
胸鰭の鰭膜の斑点 6~24個 3~17個
胸鰭の軟条の色彩 赤~褐色の縞模様 一様に赤または白

ミズヒキミノカサゴ - Wikipedia

ミズヒキミノカサゴってやつは、ダイバーの中ではネッタイミノカサゴと一緒にされてたみたいですが、紅白の軟条が水引のようなので、2011年にミズヒキミノカサゴという和名がついたようです。

キリンミノカサゴとも似ています!

そっくりさんが多くて困っちゃいますが、キリンミノカサゴとも似ています。

見分け方は、またまたマリンダイビングさんの記事を紹介しますが、一番わかり易いので、ご参照下さい。

英語名はSpotfin lionfish

spotfinは斑点のある鰭の、lionfishはミノカサゴという意味で、別名Broadbarred firefishとも呼ばれます。broadbarredは幅広のという意味で、firefishはハゼやフサカサゴ科の魚を指すようです。

その他、色んな国での呼び名はこちらをどうぞ!
Common Names List - Pterois antennata