こっちが本当のニモ!オレンジクラウンフィッシュさん
通称 | オレンジクラウンフィッシュ |
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学名 | Amphiprion percula |
分類 | スズキ目 - スズメダイ科 - クマノミ属 |
分布 | 西太平洋:クイーンズランド州とメラネシア。グレートバリアリーフ北部、ニューギニア北部、ニューブリテン島、ソロモン諸島、バヌアツを含む。 |
生息環境 | 15m以浅の礁湖やサンゴ礁に生息、カクレクマノミよりも浅い水深にいる |
体長 | 最大11cm雄 |
その他 |
学名の由来
Amphiprionはギリシャ語のamphi=両側とprion=のこぎりから来ています。
実は目の下の頬(ホホ)に大きな棘があるので、この特徴からついている名前です。
こっちが本当のニモ!
カクレクマノミがニモのモデルと言われがちですが、特徴から言うと実はオレンジクラウンフィッシュさんが本当のニモです。
オレンジクラウンフィッシュの特徴は何かというと、
- 生息域がグレートバリアリーフやパプアニューギニアあたり
- 体側の白い帯の黒い縁取りが太い
- 背鰭の鰭条がちょっとだけ少ない
見た目は本当にそっくりなのですが、別の種です。
イソギンチャクと共生しています
共生しているイソギンチャクの種類は、センジュイソギンチャク、シライトイソギンチャク、ハタゴイソギンチャクです。
クマノミの仲間は性転換することでも有名です。クマノミの仲間の変わった習性などについてはこちらで詳しく説明していますので、是非どうぞ。
英語名はOrange clownfish
直訳するとオレンジのクマノミになります。
その他にもNEMO(ニモ), Ture percula clownfish(本当のペルクラクマノミ), Western clown anemonefish(西のクマノミ)などがあります。
anemoneってのはお花のアネモネではなく、イソギンチャクのこと。英語でSea anemoneなんです。
英語でもこっちが本当だって主張してますね😅
中国語名は太平洋双锯鱼
太平洋双锯鱼(tài píng yáng shuāng jù yú)と読みます。
カクレクマノミも太平洋に生息しているのですが、なぜだかこのような名前になっています。ダイビングの際はカクレクマノミもオレンジクラウンフィッシュも結局はニモと呼ばれています。
その他、色んな国での呼び名はこちらをどうぞ!