口に入れば何でも食べちゃう、アオスジハタさん
和名 | アオスジハタ |
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学名 | Cephalopholis formosa |
分類 | スズキ目 - スズキ亜目 - ハタ科 - ハタ亜科 - ハタ族 - ユカタハタ属 |
分布 | 和歌山県以南。中・東部インド洋~西部大平洋。 |
生息環境 | 水深10-30mのサンゴ礁域、岩礁域に生息する。 |
体長 | 25cm、最大34cm |
その他 | 本種は日本産の魚とされているが、その根拠となるような標本などの詳細が明らかではなく、日本に分布する可能性は低いとされている。 |
和名の由来は?
青いラインがとても綺麗なお魚なのですが、
アオスジハタの情報を検索しても、あまり情報がない!
想像ではありますが、体側の青い筋模様が和名の由来かと思われます。
ちなみに、学名のFormosaは台湾の意味なんですが、なんで台湾の名前がついているのかもわかりませんでした…。・゚・(ノД`)・゚・。
幼魚は観賞用に飼育されます
飼っている人が少ないのか詳しい情報がなく…。
やっとのことで、調べたら出てきました!
英語と中国語だったのですが、日本語に訳しておきます。
飼育難度:中級
塩分濃度:1.020〜1.025、pH:8.1〜8.4
サンゴとの混泳:避けた方がいい
飼育環境:500リットルを超える水槽。非常に気性が荒く、口が大きいので、飲み込むことが可能な甲殻類や小魚を、強力な吸引力で吸い込み食べます。そのため混泳は難しい魚です。
口に入るものは何でも吸い込んで食べてしまう、大食いさんのようです(ノ∀`) アチャー
成魚は食べられます
いろいろ調べました。そう、本当に情報が少ないんです(*-д-)-з
こちらのタイで釣り筏を営まれているサイトに、
皮にコラーゲンを多く含むので、煮付けにすると美味とありました。
また、えびを食べている食感にかなり似ていて、鍋でポン酢が良かったかなというご意見や、お刺身にして食べたという意見なども見つかりました。
何の意見もタイで釣りをされている人のものでしたので、タイでは釣れるお魚なのでしょうね。
私がダイビングでアオスジハタさんを見たのもタイでした。
英語名Bluelined hind
Bluelinedは青い線の入った、hindはマハタ属の魚に似たほとんどが斑点のある魚となります。見た目そのままでわかりやすいですね。
中国語名は蓝线斑
蓝线斑(lán xiàn bān)と読みます。蓝线(青いラインの)斑(石斑鱼がハタのことなのですが、この場合はこの一文字でハタ)の意味になります。
台湾では 臺灣九刺鮨(tái wān jiǔ cì yì)と呼ばれ、臺灣は学名のFormosaから、九刺鮨は背鰭棘が9本という特徴をもつユカタハタ属の魚を指しています。
その他、色んな国での呼び名はこちらをどうぞ!
Common Names List - Cephalopholis formosa