学名の由来はギリシャ神話!アオノメハタさん
和名 | アオノメハタ |
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学名 | Cephalopholis argus |
分類 | スズキ目 - スズキ亜目 - ハタ科 - ハタ亜科 - ハタ族 - ユカタハタ属 |
分布 | 高知県柏島、琉球列島、小笠原諸島;インド・太平洋 |
生息環境 | サンゴ礁域の浅所に生息。着底していることが多い。 |
体長 | 一般40cm、最大60cm |
その他 | 体側に瞳孔より小さい黒い縁取りのある青い斑点がある。小さいものは全身が青い。 |
和名の由来は?
体側に瞳孔より小さい黒い縁取りのある青い斑点があり、これが目のようであるということが由来。
多くの場合、体側に白っぽい横縞が5〜6本ありますが、横縞がない個体もいます。
青い斑点がとても綺麗ですが、あまりダイバーには人気がないお魚です…。
ルアーで釣れる
アオノメハタで検索すると、結構釣りの情報が出てきました。
沖縄ではヤーラミーバイと呼ばれ、高級魚として扱われるそうです。
岩などの根が多いところに隠れているので、根がかりには気をつけて欲しいものです。
食用魚らしい
食用魚として、沖縄や鹿児島では流通しているようです。流通しているものは問題ないと思いますが、捕食する餌によって、弱いシガテラ毒をもつものもあり、太平洋域での中毒が比較的多いですが、ほとんどが軽症です。
綺麗な白身で、煮付け、焼き物、フライでたべることが多いようです。味の評価度は星3つで、美味という評価がついていました。
英語名はPeacock hind
Peacockは孔雀、hindはマハタ属の魚に似たほとんどが斑点のある魚となります。
なんで孔雀なのかははっきりとした理由が見つかりませんでしたが、おそらく体側の青い斑がとても綺麗なので、孔雀の尾羽の模様になぞらえたのかもしれません。
ちなみに、学名のArgusはギリシャ神話の百眼の巨人アルゴスにちなんで名付けられています。
中国語名は斑点九棘鲈
斑点九棘鲈(bān diǎn jiǔ jí lú)と読みます。斑点(斑点のある)九棘鲈(背鰭棘が9本=ユカタハタ属の魚)の意味になります。
その他、色んな国での呼び名はこちらをどうぞ!
Common Names List - Cephalopholis argus