夜は黒ずむ!ハシナガチョウチョウウオさん
和名 | ハシナガチョウチョウウオ |
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学名 | Chelmon rostratus |
分類 | スズキ目 - スズキ亜目 - チョウチョウウオ科 - ハシナガチョウチョウウオ属 |
分布 | 相模湾;東部インド洋〜西部太平洋の熱帯域 |
生息環境 | サンゴ礁域に生息。内湾を好むようで、濁った砂泥底の岩礁付近や藻場に多い |
体長 | 最大20cm |
その他 | 日本では相模湾で記録されたが、自然分布かどうか疑問がある。フィリピンや東南アジアなどでは普通種。 |
和名の由来は?
吻が長いと言うことに由来しているそうです。
アクアリストの間では「チェルモンまたはチェルモ」と呼ばれるようです。
学名の「Chel」はギリシャ語ではさみ、「rostr」はラテン語で吻の意味で、ピンセットのような口でサンゴの隙間に隠れた小さな甲殻類などをつまんで食べます。
夜は黒ずむ!
これまでに調べた魚にも、白い部分が夜になると黒ずむ魚がいました。魚界では割とあるあるなのかもしれません。
ハシナガさんも下のリンクのページで見れる写真のように、夜になると黒ずんだ色に変色するようです。
似てる魚が沢山いるぞ!
ハシナガさんに似ている魚として挙げられるのが、タキゲンロクダイ、ツーアイドコーラルフィッシュ、キスジゲンロクダイがいます。
こちらで紹介されている写真がとてもわかりやすかったですので、どうぞ!
アクアリストにとっては上級者向け
入手は容易らしいですが、長期飼育が少し難しくて、餌付けにも慣れにくいと言うことで、飼育に関しては上級者向けのお魚のようです。
英語名はCopperband butterflyfish
Copperbandは銅色のしましま、butterflyfishはチョウチョウウオとなります。
そのほか、Beaked Coralfish(クチバシのサンゴ礁の魚)などとも呼ばれます。
中国語名は钻嘴鱼
钻嘴鱼(zuān zuǐ yú)と読みます。钻(キリのような)嘴(口の)鱼(魚)という意味になります。また、三间火箭(sān jiān huǒ jiàn)とも呼ばれ、三间(3つの部屋)火箭(ロケット)という意味になります。黄色いところを数えても、白いところを数えても3という数字が当てはまらない!調べましたが、由来が謎です。
台湾では長吻管嘴魚(zhǎng wěn guǎn zuǐ yú)とも呼ばれ、意味は長吻管(長い吻管)嘴口の)魚(魚)になります。
その他、色んな国での呼び名はこちらをどうぞ!
Common Names List - Chelmon rostratus