上から見るとハート♥模様!トウアカクマノミさん
和名 | トウアカクマノミ |
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学名 | Amphiprion polymnus |
分類 | スズキ目 - ベラ亜目 - スズメダイ科 - クマノミ亜科 - クマノミ属 |
分布 | 沖縄島以南、西武太平洋の熱帯域 |
生息環境 | 熱帯や亜熱帯の内湾に生息するイボハタゴイソギンチャクと共生 |
体長 | 12cm程 |
特徴 | クマノミ属の中では最も気が強い。日本産では最も大型。個体数は少ない。成長するにしたがい、体色の橙色の部分は黒くなる。共生するイソギンチャクの周囲に貝殻や石などを運んできて、それらを産卵床に使うことで知られる。ちなみにクマノミ属は大小さまざま個体が1つのイソギンチャクに生活するが、血縁関係はない。 クマノミ属全種に共通するが、卵を守るのは雄の役目。ゴミの掃除をしたり、胸鰭で新鮮な水を送ったり、甲斐甲斐しく卵の世話をする。雄は外敵の防御に当たるだけではなく、次の産卵に備えてエサを食べる。クマノミ属は雄から雌へ転換することで知られ、1つのイソギンチャクの中で、最大の個体が雌、2番目に大きい個体が雄となり繁殖に参加する。他の個体は繁殖には参加しない。 |
和名の由来は?
頭があかいので、頭(トウ)、赤(アカ)クマノミと名づけられたそうです。
トウアカクマノミさんと初めで出会ったのは沖縄の恩納村の海でした。
日本で見られるクマノミは全6種類(クマノミ、カクレクマノミ、ハマクマノミ、セジロクマノミ、ハナビラクマノミ、トウアカクマノミ)なんですが、そのなかでもトウアカクマノミはレアな種類らしいです。
私は運がいいのか、普通に見ることができ、イントラさんが上から見る背中の白い部分がハート♥の形だよって教えてくれました。なんともロマンチックですねw
雄から雌に性転換、クマノミの生態
雄から雌に性転換したり、イソギンチャクと共生したり、クマノミの生態については、以前の記事で詳しく書きましたので、こちらをご参照下さい!
イボハタゴイソギンチャクがすみか
いつもお世話になっている図鑑の説明によると、どうやらトウアカクマノミさんはイボハタゴイソギンチャクがお好みのようです。
その他クマノミとイソギンチャクの相性を知りたい方は、こちらに詳しくまとめられているので、是非どうぞ。
英語名はSaddleback clownfish
Saddlebackは背中のハート♥に見える鞍の模様のことで、clownfishはクマノミの意味になります。結構わかりやすい感じですね。
中国語名は鞍斑双锯鱼
鞍斑双锯鱼(ān bān shuāng jù yú)と読みます。意味は英語と同じで、鞍斑(鞍の斑がある)双锯鱼(クマノミ属の魚)という意味になります。
その他、色んな国での呼び名はこちらをどうぞ!
Common Names List - Amphiprion polymnus