Marine Life Log

海で見た魚をイラストで綴る、海の生き物ログ

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緑っていうか青?ミドリリュウグウウミウシさん

ミドリリュウグウウミウシ

和名 ミドリリュウグウウミウシ
学名 Tambja morosa
分類 裸鰓目 - ドーリス亜目 - ドーリス下目 - フジタウミウシ上科 - フジタウミウシ科 - クロスジリュウグウウミウシ亜科 - ニシキリュウグウウミウシ
分布 西大西洋熱帯域
生息環境 通年見られるが、沖縄では2月~5月にかけて、屋久島では初夏~夏季にかけてサンゴ礁域や岩礁域の水深数m~25mの岩盤壁面などで観察されている
体長 最大7cm
その他 コケムシ類を摂食する。ニュージーランドでは青色のフサコケムシ属のBugula dentataを摂食するのが観察されている。また、イシガキリュウグウウミウシに捕食される。

細長い体で、体地色は暗青色、暗緑色、青色です。稀に青色の強い個体や色素が抜けて半透明になるのもあるようです。青色や暗色の不規則な円斑がある個体が多いです。頭幕・外套・腹足の縁は青になります。また二次鰓の外側が青色や淡緑色にの個体もあります。

アオスジリュウグウウミウシは和名の異名となります。

英語名はGloomy nudibranch

Gloomyは薄暗い、nudibranchは裸鰓類のウミウシということになります。

薄暗いと英語で言われちゃっていますが、実際海で見ると縁の青が鮮やかで、きれいなものが多いです。

 

Tambja morosa, gloomy nudibranch

中国語名は蓝纹锈边海蛞蝓

蓝纹锈边海蛞蝓(lán wén xiù biān hǎi kuò yú)と読みます。蓝纹(青い斑のある)锈边(刺繍の縁取り)海蛞蝓(ウミウシ)と言う意味になります。